consolidation of debts 債務整理の解決事例③

 

種類	小規模個人再生
争点	破産をしたくない

事件の概要

ショッピングによる浪費などが原因でリボ払いが増えていき，月に１０万円以上を返済に回さなければならなくなり，このままでは生活ができないとして相談に来られた。
ただ，配偶者が破産に反対するため，なんとか破産以外の方法を検討したいとのことでした。負債の金額は，６社で合計約６００万円。

解決内容

裁判所に小規模個人再生を申し立てた。これが認可されたため，債務が５分の１にまで圧縮された上で，３年で支払うこととなった。このため，月あたりの支払額が３万円台前半となり，十分に弁済可能となった。

弁護士による解説・解決のポイント

個人再生は裁判所が関与する厳格な債務整理手続きではありますが，これが認められると，大幅な債務の減額が認められるので，借金の返済が可能になる場合があります。
ただし，安定した収入があることなど要件がありますので，返済不能の借入があっても，破産は選択したくない方については，弁護士にその旨ご相談いただければ思います。